A 君の場合
中学2年生のときに学校に通いにくくなり、スクールカウンセラーに相談した。教育支援センター(適応指導教室)を紹介してもらい、通うことにした。スクールカウンセラーとの相談を続けながら、時々、クラスの学習に参加した。中学卒業後は自分のペースで学習したいので、サポート校に通いながら通信制高校の学習に取り組んでいる。
ネットワークの利用例
スクールカウンセラー
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教育支援センター
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サポート校
B さんの場合
中学1年生のときに学校に通うのがつらくなり、市の教育相談を受けることにした。相談を続けているうちに、学校以外で活動できる場所がほしいと思うようになったところ、フリースクールを紹介してもらった。フリースクールは自分にあった場所だと感じたので、中学を卒業後、そのままフリースクールに通いながら高校を卒業できるしくみを利用している。
ネットワークの利用例
市の教育相談
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フリースクール
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フリースクールでの高校の学習
C 君の場合
高校2年生のときに不登校になった。心身の具合が悪くなり、友人たちとの付き合いが少なくなったので、高校は休学することにした。こころの医療センターに相談に行き、診察を継続した。同時にフリースペースにも通い、仲間たちと活動するうちに、気持ちにゆとりが出てきたので、現在は、定時制高校に編入し通学している。
ネットワークの利用例
こころの医療センター
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フリースペース
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定時制高校
D 君の場合
小さい時からこだわりが強く、小学校入学後も人間関係で苦労する場面が多かった。いつも受診していた小児科から三重県子ども心身発達医療センター(旧あすなろ学園)を紹介され、定期的に診療を受けている。
現在、中学3年生になり自分の個性と興味に合った進学を選択したいと考え、学校の先生と担当のドクターと相談している。
ネットワークの利用例
小児科
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三重県子ども心身発達医療センター(旧あすなろ学園)
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高校検討中
Eさんの場合
小学校のときからいじめにあっていたが、中学になりいじめがひどくなった。このことは親に話せないでいたが、チャイルドラインに電話をして苦しい気持ちを聞いてもらった。
その後、親にも伝えて、親と一緒に県の総合教育センターに行き、現在は学校の先生にも相談している。いじめがひどくならないよう慎重に対応してもらい、少し気持ちが楽になってきた。
ネットワークの利用例
NPO法人チャイルドラインMIEネットワーク
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三重県総合教育センター
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支援者が連携し対応中